１２月１２日（金）、１・２年生が「認知症徘徊模擬訓練」を行いました。

長崎市は昨年、認知症により行方不明になった方が約１５０名いるそうです。また、本校がある地区は

高齢化率が高く（長崎市全体３４．９％→本校がある小島地区は町によっては４０％超）なっています。

 そこで、街角でもし認知症の方が徘徊されていたり、所在なくされている場合に、私たちができる支援として

「声掛け」の訓練を行いました。

　

声をかけ、名を名乗り、どこから来たか、どこに行こうとしていたのかを聞きます。

ポイントは「背後から声を掛けない」「優しく穏やかな口調で話す」「目線を合わせる」です。

安心できるように、相手のおはなしにじっくり耳を傾けます。

　

街角にいる認知症の方に声を掛けることは大変難しいことだと思います。

ただ、「人に関心を持つ」「人を気に掛ける」ということは介護福祉士を目指す私たちにとって大切な心掛けだと

思います。それを再認識できた体験となりました。これからも、実習をはじめ、様々な体験を通して即戦力を

身に付けていきます！！