8月9日(土)羽田麗子さんを講師としてお招きし、被爆体験をお話していただきました。
羽田さんは、長崎市の爆心地から2.6Km離れたところに住んでいらっしゃいましたが、
自宅と爆心地の間に山(366m)があったため、無傷の状態で助かりました。
翌日からその山を越えて来られた方々は想像を絶する状態で、今でもその時の光景が心の奥底に
刻み込まれていて、数多くの被爆体験講話をこれまで続けているとのことでした。
戦争がなく平和を当たり前のように感じている私たちからは想像できないような体験を伺い、
2度と戦争がおこなってほしくないと切に感じました。
羽田さんのお言葉の中で、「命の重さはみんな同じである」「差別をしない」
「どんなに時間がかかっても話し合いで解決してほしい」という言葉がとても印象的でした。
最後に、感想文を書いて、全員で黙とうをおこないました。
「微力だけど無力じゃない」という言葉を胸に、永遠に「長崎を最後の被爆地」とするためにも、
核兵器廃絶と世界恒久平和に向けて、私たちにできることは何があるのか?との問いの答えを見つけるべく
これからの生活にできる事を実行に移していってほしいと思います。