10/1(火)、衛生看護科基礎課程2年生が戴帽式を行いました。
本校衛生看護科の伝統行事。初めての長期実習へ行く看護学生(2年生)に対して行っています。
そして、式に際しては、各病院の看護師長様、保護者の皆様に多数ご参列いただきました。
心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、戴帽式は看護学生である生徒たちが、憧れの白衣に初めて袖を通す式です。
ナースキャップを与えられた生徒たちが、看護の道を勇ましく歩む決意とその責任の重さ、そして看護の精神を改めて自覚する儀式です。
病院現場では、さまざまな理由でキャップを着用して働くことがほとんど見られなくなってきました。
しかし、戴帽式は看護師の心の拠りどころを確認する崇高な行事として位置づけられています。
時代が変わっても戴帽式が継続されている理由はここにあり、本校ではキャップを与えられるとともに、キャンドルの灯りを1人ひとりが灯します。
この灯りは、近代看護学の創始者であるナイチンゲール女史の精神を受け継ぐものであり、傷病者の不安(闇)を照らす「優しさ」や「希望」を表すものだと言われています。
式の後半には、昨年度戴帽式を行った3年生からは温かい激励の言葉。
そして主役の2年生の代表からは、これから始まる実習に向けた思いが丁寧に語られました。
本当にすばらしい内容のスピーチでした。
入学を志した頃から、憧れていた看護の道。
これまで、先輩方がナース服を着用している姿もよく目にしてきましたが、遂に本日、佳き日を迎えることができました。
体育祭や文化祭、直後には中間考査を控えた過密スケジュールの中でしたが、戴帽式に向け、クラス一丸となって練習に取り組み、担任の先生方と共によい意識づくりができていたと思います。
本当に素晴らしい式でした。
生徒たちにとって、一生忘れられない濃密な時間を過ごすことができたことだと思います。
これからも多くのことを学び、吸収し、立派な看護師を目指して邁進していきましょう!
最後に、ご参加くださった保護者、そしてご来賓の皆様をはじめとして祝電や御花をくださった関係各機関の皆様、本当にありがとうございました。また、受付などで率先して動いてくれた3年生もありがとうございました!
初めての病院実習、しっかり頑張ってきてください!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!