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朝の読書📚みん読📚

秋は絶好の読書のシーズンです。

毎年10/27~11/9は、読書週間。

長きにわたり、中高生の読書の機会が減っていると言われています。

「不読率」という語は、1か月に本を1冊も読まない人の割合を指す言葉です。

全国学校図書館協議会の調査によると、2023年の学校読書調査では、2023年5月1か月間の平均読書冊数は、小学生は12.6冊、中学生は5.5冊、高校生は1.9冊、不読者(5月1か月間に読んだ本が0冊の児童生徒)の割合は、小学生は7.0%、中学生は13.1%、高校生は43.5%となっています。

明らかに歳を重ねるごとに読書をする機会が減ってしまっています。

スマホの普及や学校生活の多忙化など、原因・理由を挙げれば枚挙にいとまがありません。

それでも、やはり読書は知的好奇心や想像力を育む方法として、古今東西を問わず人類が行ってきた営みです。

 

時代の推移と共に読書の在り方も変容していくのかもしれませんが、文章と向き合ってその表現に触れる時間はとても尊いものです。

本校でも、読書の時間の大切さをしっかりと身に着けてほしいという思いから、毎朝10分間に読書の時間を設けています。

通称「みん読(みんどく)」。これは、[みんなで読書・みんなと読書・みんなも読書…」などを総称して用いている本校オリジナルの呼び方です。

このみん読の時間は、静寂な空間で本を読むことができます。生徒も教員も、ただただ静かに読書をしています。

起床から登校までの慌ただしかった時間が、みん読でいったんリセットされ、よい一日のスタートが切れます。

また、たった10分でも、集中して読むとページ数は意外に進むものです。

そして毎日10分の習慣は、積もり積もれば相当な読書の時間になります。

体育や実習、行事の日にも朝から10分読書を行うことは、もはや玉成高校の習慣になっています。

 

読書で始まる素敵な日々を送っています。

生徒・教職員がみん読を通して[生涯の1冊]と出会える日が来ますように。

今後とも応援よろしくお願いいたします!

 

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